2013/01/01 考え方を変えれば人生は180度変わる

京セラKDDI設立。新時代経営リーダー稲盛和夫の経営哲学生き方に学ぶ/外食業界に生きる人間として「考え方を変えれば人生は180度変わる 」


人生をよりよく生き、幸福という果実を得るには、どうすればよいのか。そのことを私は一つの方程式で表現しています。それは次のようなものです。「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」つまり人生や仕事の成果は、これから三つの要素の掛け算によって得られるものであり、けっして足し算ではないのです。


まず能力とは才能や知能といいかえてもよいのですが、多分に先天的に資源を意味します。健康、運動神経などもこれにあたるでしょう。また熱意とは、事をなそうとする情熱や努力する心のことで、これは自分の意思でコントロールできる後天的に要素。どちらも0点から100点まで点数がつけられます。


掛け算ですから、能力があっても熱意に乏しければ、いい結果はでません。逆に能力がなくても、そのことを自覚して、人生や仕事にもえるような情熱であたれば、先天的な能力に恵まれた人よりはるかにいい結果を得られます。そして最初の「考え方」。


この考え方が大事なものは、これにはマイナスポイントがあるからです。0点までだけではなく、その下のマイナス点もある。つまりプラス100点から100点までと点数の幅が広いのです。したがってさっきもいったように、能力と熱意に恵まれながらも考え方の方向が間違っていると、それだけでネガティブな成果を招いてしまう。考え方がマイナスなら掛け算をすればマイナスにしかならないからです。


では「プラス方向」の考え方とは、どんなものでしょう。それは常識的に判断されうる「よい心」のことだと思っていただければよいでしょう。常に前向きで建設的であること。感謝の心をもちみんなといっしょに歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち思いやりがあり、やさしい心をもっていること。努力をおしまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどです。


いずれも言葉にしてみればありきたりで、小学校の教室に掲げられている標語のような倫理観や道徳律ですが、それだけにこれらのことをけっして軽視せず、頭で理解するだけでなく、体の奥までしみ込ませ、血肉化しなくてはいけないと思うのです。

外食で生きる人間に限らず、仕事に対しては仕事への熱意や考え方または本人の能力で仕事の成果は左右されることである。経営側にたつ立場の人にとってはいかに部下に適切且つ効果的な成果を上げるための指示やアドバイズをするか否かで結果の是非は大きく左右されることだ。しかし仕事への熱意や意欲があってもすべてが成功するとは限らない。


その時にその失敗をプラスに転換できるかあるいは反骨精神を持ちプラス思考に考えられるかで仕事はうまくいくものと信じることが大切であろう。ただ単に部下の失敗に対して叱咤するだけの上司では決してよい上司であるとは言えない。むしろもっと広い心で部下の失敗を次への成功へ繋げることができるように心の修正をしてあげることが経営側の立場の人間には必要なことだと理解しておくことを忘れてはならない。


メールマガジン 発行者 AFD CONSULTANTS 竹谷稔宏