2015/02/01「勝ち残るために外食企業がなすべきこと」/低価格高付加価値を追求せよ(竹谷稔宏)

2015/02/01「勝ち残るために外食企業がなすべきこと」/低価格高付加価値を追求せよ(竹谷稔宏)

繰り返される無策な新商品戦略や集客のための低価格化はようやく沈静化しつつあるものの、企業の売上目標を確保するための短期的手法は相変わらず「安売り」に終始しているようだ。

しかし外食を利用する生活者は商品の低価格化に慣れてしまい、これまでのようにただ単に商品や料理の価格を少し下げただけではもはや簡単に集客できなくなってきているのが現実であろう。

むしろ低価格化はお値打ちではなく、生活者にとっては通常化してしまった出来事であり、もはや安い、味はまあまあというものでは安定的な固定客に繋がらない時代になってきていることだ。

今日の社会的経済不況は生活者の食への支出を抑えるという生活環境において店に行列をさせるまでに集客することができるポイントは、いかに低価格高付加価値の追求のなにものでもないだろう。そのためには、企業として何をしなければならないかという目標が必要になってくる。もはや闇雲に終着点が見えない新商品開発や投入する戦術は(結果や成果を理解しつつ継続してきた一時的な顧客刺激策でしかなく)、あまり効果を期待できないことを知りつつも短期的戦略として推し進めなければ苦肉に策でしかない。

これから外食企業が目標としなければならないことは、いかに独自の低価格高付加価値づくり進めていけばよいのかなど料理への味の追求やこだわりは勿論のこと、いかにオリジナルティある付加価値を生活者に訴求することができるかが勝ち残るためのポイントになることだ。

勿論高付加価値をつくりだすことは、さほど簡単なことではなく、業種・業態によってその内容や詳細は異なってくることを理解しなければならない。いうまでもないが高付加価値の意味とは、生活者が支払う対価に対して「満足感」や「得をした感じがする」「楽しい食事だった」ということであり、サービスの質、店の飲食環境など総合的評価のことである。
つまり競合他社には真似のできない味の追求や低価格、質の高いサービスなど高付加価値をどこまで企業として追求していけるかが、企業としての差別化につながるだろう。
これまでの低価格低付加価値ではなく真の高付加価値を提供ができる企業へ方向性を見直すことを忘れてはならない。
外食企業が成すべきことは独自の高付加価値を創出する努力を常に怠たわらないことを肝に銘じておくことだ。「高付加価値創造こそ企業の魅力だ」

 

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