2016/02/01時代の変化に対応した企業戦略を持て!/立ちはだかる企業の硬直体質障壁(竹谷稔宏)

2016/02/01時代の変化に対応した企業戦略を持て!/立ちはだかる企業の硬直体質障壁(竹谷稔宏)

長引く不況という環境に低迷を余儀なくされている外食業界にも、新たな活路を見出だすための動きが活発化してきている。
もはや低価格戦略は生活者にとっては購買力を上げるための起爆剤にはならなくなってきていることをようやく認識しつつあるようだ。
つまり次々と産み出される集客のための戦略は、単なる料理の安売りでは通用しなくなってきているし、現実的に企業の予測に反した結果に終始し無策のなにものでもないことだ。
その大きな要因とは、中堅、大手企業の組織体が硬直化し、目まぐるしく変わる時代のニーズに適合、且つ柔軟性をもった新しい戦略を産み出せないことが今日の企業成長の弊害になっているといっても過言ではないだろう。企業戦略を持つ
勿論、企業の成長に伴う組織化は大変重要な役割や意味を持っていることは言うまでもないことであるものの、あまりにもセクショナリズムが優先される体質や自由に意見が言えない企業体質では「成長障害という病にかかりやすく」なることを忘れてはならない。
これからの時代(益々目まぐるしく変化する)に対応する仕組みとしては、企業戦略を決定する組織体が不可欠になるであろうし、トップに直結した即戦力戦略室の設置が急務であろう。
昨今の外食企業の戦略をみていると、目先ばかりの即戦力が主軸であり、2年3年先を見据えた戦略ではないことに無策を感じる。
むしろ企業戦略を計画する上で大切なことは、世の中の動きや生活者のニーズを真に満たすものでなければ、企業戦略としてのパワーを生み出すことはできないばかりか、単なる企業の自己満足で終わってしまう。
企業が戦略を立てる前に大切なことは、飲食業界という大枠をみて具体的な業種、業態を分解する視点を養うことが大切であることだ。
いまの外食企業はまさに「森を見て木をみず」というどのように果たして戦略が適切であるのかなど、どうしていいのかわからない暗中模索の状態に他ならない。
企業に必要な柔軟性とは、他社戦略に迎合するのではなく、独自のオリジナルティーを打ち出すことであり、常に生活者のニーズやライフスタイルを分析し、時代のニーズに適合していくことを忘れてはならないことだ。
企業硬直という病魔は、間違った戦略もやり続けてしまうという(わかっているにも関わらず)、方向転換ができないこと、また直ぐに次の一手を打ち出すことができないことに問題があるだろう。

 企業が目指すものとは、継続的経営であることは各社永久に変わらない目標であることはいうまでもないことであり、直近の事業目標を達成しなければならないという背に腹は変えられないことは理解できるが、早く闇雲に打ち出す無策な戦略姿勢から脱却すべきであろう。

成長していくことが大切

もっと現実を直視し柔軟性を持った戦略を打ち出す姿勢を持った企業が勝ち残っていくことを理解しなければならない。

 その時の結果や現実に満足してはならない。常に次の時代や先を見据えた柔軟な企業戦略を生み出すことに敏感でなければならないことを肝に銘じておくべきであろう。

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