2015年04月01日 「因果応報の法則を知れば、運命も変えられる」

2015/04/01京セラKDDI設立。新時代経営リーダー稲盛和夫の経営哲学生き方に学ぶ/外食業界に生きる人間として「因果応報の法則を知れば、運命も変えられる」(竹谷稔宏)

運命は宿命にあらず、因果応報の法則によって変えることができる。このように天が決めた運命もおのれの力で変えられる、善き思い、行いを重ねていけば、そこに因果応報の法則が働いて、私たちは運命に定められた以上の善き人生を生きる因は善果を生み、悪因は悪果をうむという、原因と結果をまっすぐに結びつける単純明快な掟のことです。

私たちに起こるすべての事柄には、かならずそうなった原因があります。それはほかならぬ自分の思いや行いであり、その思念や行為のすべてが因となって果を生んでいく。あなたがいま何を思い、何かを行えば、それらはすべて原因となって、必ずなんらかの結果に繋がっていきます。またその結果についての対応が、再び次の事象への原因と化していく。この因果律の無現のサイクルもまた、私たちの人生を支配している摂理なのです。

この因果律に従えば、高められた善き心というものが、善き人生を齎す要因となるからにほかありません。運命の因果律。その二つの大きな原理がだれの人生をも支配している。運命は縦糸、因果応報の法則を横糸として、私たちの人生とう布は織られているわけです。人生が運命どおりにいかないのは、因果律のもつ力がそこに働くからです。しかし一方で善行がかならずしもすぐに善果につながらないのは、そこに運命が干渉しているからなのです。

個々で大事なのは、因果応報の法則のほうが運命よりも若干強いということです。人生を律するこれら二つの力の間にも力学があって、因果律のもつ力のほうが運命の力をわずか上まっている。そのため私たちは、もって生まれた運命でさえも、因果応報の法則を使うことで、変えていくことができるのです。したがって善きことを行うことによって、運命の流れを善き方向にことができる。人間は運命に支配される一方で、自らの善思善行(善いことを思って善いことをすること)によって運命を変えていける存在でもあるのです。少し宗教めいた内容であるものの、世の中には様々な予測できないことがあることであり、必ずしもその運命は結果が決まっているものではないことは確かなことだろう。

外食業界においては、飲食業は見ず商売であるいわれているように、開店してみなければ、その店の売上は読むことができないことであり、予測と結果が大きく異なることはしばしばであることだ。ましてやこのように予測と結果が異なることは、様々なところやその場面で結果がことなるものであり、まさに因果応報の法則がそこに働いているといっても過言ではないだろう。

よく人間は、仕事でよいことがあった時や日常の生活でよいことがあると、ともかく「気持ちは悪い気はしない」ものであり、ましてやその結果、何か自分に幸運が舞い込んできたという表現をしばしばすることである。

特に飲食店のフロアー現場では、常にゲストに接することが多く、そのサービスの質の評価を頂くこともあるだろう。そのときはこの仕事をしていてよかったという気持ちになることだ。また飲食店の企業で働くことが、サービス業が好きで働いているのと、ともかく生きるために仕事をしているのとでは、その結果や気持ちは大きく異なることであり、自分へのご褒美や評価の価値は人それぞれに異なってくることである。

これからあなたの人生や上司の評価は、決定されているものではなく、その結果は常にあなた自身が変えることができる環境にイルということを忘れてはならない。因果方法の法則とは、運命として悪い結果を良い方向へと努力することで変えることができる運命をも変えることができるという思想である。

勿論、人生は思うほど簡単ではなく、厳しい状況は多々あることは覚悟していなければならないものの、努力すれば、結果は良い方向へと変化させることができることを忘れてはならない。「常にそこには因果応報の法則があることを信じることだ」