2016年12月01日 「強烈な願望を心に抱き続ける」

2016/12/01「強烈な願望を心に抱き続ける」/竹谷稔宏

2016/12.01/京セラ・KDDI設立。日本航空では会社更生法の適用から2年で営業利益2,000億円というV字回復をやってのけた新時代経営リーダー稲盛和夫の経営哲学「人を生かす」に学ぶ/外食業界に生きる人間として「リーダーの役割10カ条/」常に創造的でなければならない。竹谷稔宏

「強烈な願望を心に抱き続ける」

私の経験の根底には、「人間の思いは必ず実現する」という信念があります。

このことに気づいたのは、次のようなきっかけがあったからです。創業間もないころ、私は京都で開催された松下幸之助さんの講演会を聴く機会があり、そこで「会社経営が順調なときこそ、ダムに水を貯えるように内部留保を蓄え、不況に備えるという余裕がある経営をすべきだ」という、有名な「ダム式経営」の話を聞きましたその講演の終わりに、「ダム式経営はすばらしいが、余裕がない人はどうすればよいのか」という質問が出ました。幸之助さんは、少し困って「そう思わんといけまへんな」と答えられました。会場からは、「それでは答えになっていない」とばかりに失笑がもれましたが、私にはそのとき、衝撃が走りました。「余裕がありたいと強く思うこと。

そこからすべてが始まるのだ」。幸之助さんの答えで私は「思い」の大切さに気づいたのです。かつて私は、「潜在意識にまで透徹するほどの強く持続した願望、熱意によって、自分の立てた目標を達成しよう」という経営スローガンを掲げたことがあります。ここでいう「願望」とは、四六時中、寝てもさめても心に抱いているような強烈な願いの琴です。リーダーはこのように強烈な願望を心に抱いているような強烈な願望を抱き続けなければなりません。そして、その強い願望を全従業員と共有することで、目標は達成できるのです。

外食業界においても企業を創業する若者や企業が続々誕生している近年であり、数年にして上場企業までに育て上げる若い経営者も数多くなってきている。その経営者のトップの根底にあるものは、強い信念が心の奥底に流れていることは、疑う余地がないことであり、強い信念や願望がなければ、厳しい時代を突き進む勇気を奮い立たせる思いを持続させることはできないことであろう。

どんな仕事をしていても、何事に対しても強い信念と実行する原動力があればこそ、その夢は叶うものであると思い続けることが大切であり、ともかく前に突き進む原動力を大切にする心を自分自身信じることであり、決してダメだったらとか、失敗したらなど思ってはならないことである。

成功する人の多くは、マイナス思考ではなく常に物事に対してはプラスに考えることが大切であり、自分自身の強い思いや願望を心に抱き続ける信念を持つことである。

つまり強い願望や信念がなければ、何事も前には進まないであろうし、その先には「成功」という二文字を勝ちとることはできないことを忘れてはならない。