2018年06月29日 経営編「企業改革こそ活性化の道」 「時代の変化に対応できる柔軟性を持て」

もはや単なる小手先の戦略や手法では客を集めることができない時代に入っているといっても過言ではないことだ。
今こそ企業の思想やこだわりが問われるといってもよいだろう。勿論業種業態によってもその内容が異なるように、各企業戦略を具体的に模索、再検証する必要があることは確かだ。

しかし目先だけの料理の低価格化戦略は集客には即効性はあるものの、客数増加は一時的であり長く効果が続かないはず。むしろ安売りを継続すればするほど商品価値を低下させることになり、長いスパンで考えると理想的な戦略とはいえないことを理解すべきだろう。

今後の企業のあり方や方向性を検討すれば、

1・時代の変化や生活者のニーズ、ライフスタイルを読み取ること

2・生活者は食に対して何を求めているかを検証すること

3・業種業態で繁盛している店の理由を分析すること

4・企業側的マーケティングは止めて生活者側の視点に立った戦略を構築すること

5・料理に対するこだわり、安全性、細部情報を開示すること

6・他社との差別化を明確化すること

7・付加価値に対する認識を明確に持つこと

8・安直な思想で業態を発信しないこと

9・現状打破の起爆剤はメニュー力にある

など細部に渡って企業戦略を見直すことが大切になることを忘れてはならない。

今の外食業界に共通する戦略は低価格化による集客に視点が偏ったものであり将来的な発展性が欠落していることだ。

あくまでも即効性のある戦略に終始していることであり、もっと長いスパンで企業のあり方を再認識することが求められなければならない。

いまや当たり前のことを普通に継続しても客は集客できないことを認識すべきであろう。むしろ時代の変化に合わせて企業のあり方を再構築することで新たな企業の進むべき方向性が見えてくることを忘れてはならない。

常に生活者のニーズや嗜好を深く読み取る努力と求められる外食のあり方を模索することが、これからの外食企業になくてはならない思想なのだ。進む方向性が見えないのであれば、全ての仕組みや環境をぶち壊してしまえばよいことだ。つまらぬ規制概念や組織の仕組みに縛られていては、新しい戦略や戦術を生み出すことはできない。

企業改革を目指すならば、「原点に回帰することこそ」、新たな思想や進むべき方向性が見えてくるはずだ